中古車市場には様々な車が出回っています。できれば事故車はつかみなくないというのが心情です。しかし、車について詳しくない方だと、販売店の言われるがままに購入してしまい、あとから事故車と気付くことになるかもしれません。
そんなことにならないように、今回はだれにでも事故車を見分けられる方法を解説します。
事故車とは…
事故車とは、交通事故や衝突などの際に損傷を受けた自動車のことを指します。事故車は、修理や部品の交換が行われることで再利用される場合もありますが、その状態や修理の品質によっては安全性や信頼性に問題が生じる可能性があります。
事故車にも色々な種類がある
事故車には大きな衝突や損傷を受けた明らかな事故車だけでなく、小さな事故や修復された事故車も含まれます。一部の軽微な事故や隠された修理がある場合は、見分けることが難しい場合もあります。
大きな衝突や損傷を受けた明らかな事故車
(見分けが困難)重大な構造的なダメージがある場合やエアバッグが展開した場合など
小さな事故や修復された事故車
(見分けが困難)修理が適切に行われたり、隠蔽工作がなされたりしているため、一見見分けがつかない
事故車は、その損傷や修理の状態によって、安全性や耐久性が低下している可能性があります。したがって、中古車を購入する際には、事故車の有無や修理履歴を確認することが重要です。ディーラーや中古車販売業者、自動車の専門家などによる点検や事故歴の確認を行うことで、より正確な情報を得ることができます。
事故車の見分け方
事故車を見分けるためには、以下のポイントに注意することが重要です。ただし、最も確実な判断をするためには、自動車の専門家による点検や事故歴の確認が必要です。
01.事故車かどうかを直接聞く
事故車かどうかをまずは直接聞いてください。販売している車が修復歴車の場合は、その旨を顧客に伝える義務があるため、通常は教えてくれます。
02.検査表・査定表を見せてもらう
中古車を購入するときには中古車販売店に「検査表・査定表を見せてください」とお願いしてみましょう。査定表には総合評価や内装・外装の評価といった項目に加えて、修復歴の有無などその車に関する詳しい情報が載っています。
総合評価の目安として、1から6までの数字か、「S」または「R」が付けられています。「S」が付いているものは、新車登録後1年未満であり、ほぼ新車に近い状態の中古車です。一方で「R」が付いている車は、修復歴がある車両になります。(評価点が4以上の車を選ぶことをお勧めします。)
03.外観の異常
事故車は、衝突や修理の跡が外観に残ることがあります。ドアやフェンダーの隙間が均一でない、塗装の質が異なる、パネルの凹みや歪み、不自然なボディラインの変化などをチェックしてください。車のパネルが正確に合っていない場合、それは修理や交換の跡の可能性があります。
04.塗装の異常
異なる色調や塗装の質の違いがある場合、それは事故車である可能性があります。特に、ドアやフェンダーなどの交換部分がオリジナルと異なる塗装であることに注意してください。
05.内装の異常
事故車では、エアバッグの展開や衝撃によって内装にダメージが生じることがあります。ステアリングホイールやダッシュボードの交換や修理跡、異音や不自然な振動などをチェックしてください。
事故歴がある車の見分け方がわからなければ業者に相談しよう!
車に関する知識が浅く、周囲に車に詳しい人がいない場合は車販売業者に直接相談しておくことをおすすめします。事故車についてなど、丁寧に説明してくれる業者であれば、よっぽどのことがない限り、失敗することはないでしょう。
もしもお困りの際にはアイキョウにご相談ください。オークションからの車の購入代行から、買取り、オークション出品代行まで行います。